熊本地震・被災動物救済活動報告 

29日、2日間連絡の取れなかった益城町の方と昨夜連絡が取れ、
早朝待ち合わせ、ご自宅へ

飼い猫2匹と暮らしていたKさん
一匹が、窓から逃亡して、見つからないまま…
ご自宅は、暮らすには危険の状態でガスも水道も通っていません。
もう一匹は、車中で避難生活を送っていました。
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一時預かりという選択もあるというお話をさせていただきましたが、
一緒にいること!が前提の、これからしか飼い主さんにはありません。
猫と一緒に…これからどうしようか?と途方に暮れていていました。

捕獲器の設置をお勧めしましたが、家外自由にしていて、必ず戻ってきていたと…
居なくなる前から、体調が悪かったし…捕獲器はいいです。と、
飼い主として、覚悟している言葉に胸が詰まりました。

日差しが強くなるこれから、夏は日陰でも車の中で暮らすのは無理です。
一日も早く、ペットと一緒に暮らせる仮設住宅の建設を願います。

車の掃除をするときなどにあればいいと思うと思い、折り畳みのクレイトをお譲りしました。
このご家族のこれからがいい方向にと願いながら、益城町を後にする準備を。
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この被害を目の前にすると…大したことは出来ないけれど…
一匹でもいいから、飼い主のもとへ戻る手伝いをしに、また来たいと思いながら…
何とも言えない思いを抱えて、この町を後にしました。

途中、私たちより一日早く現地入りしていたうささん
電話で活動の引継ぎを行い、後をお願いしました。
そして、大津のホテルに泊まった二人と合流し、一路、南阿蘇へ。

テレビで何度も放送されていた東海大学近くのセブンイレブン
その近くにいた、さび猫さんの保護依頼に向かいました。

南阿蘇は、道路亀裂箇所も多く、崩壊している家が道を覆っていました。
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片づけに来ている方々への聞き込みをしようと思い、車を走らせますが
回り道に回り道をしなければ、通れません。
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行く道がふさがっていたので、この場所で車を止め、住民らしい人に声をかけました。
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セブンイレブンへの道を聞き、目的をお話したら
Sさんのお宅の犬も逃亡して帰ってこないこと。
プードル犬6才と避難所で暮らしていること。
繋がれたまま放置されていた犬がいて、面倒を見ていること。
等を話してくれました。
Sさんは、愛知県春日井市出身の方で、この地に魅了されて、移住してきたそうです。

面倒を見ているという迷い犬のいる場所へ
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Sさんが家に戻るだろうと離そうと思ったそうですが、噛みついてきたそうです。
興奮して甘がみはしますが、さわれますし、首輪もついています。
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持っていた食パンをあげたら、一斤ペロリ。
阿蘇保健所に連絡をしたら、首輪がついているということで迷い犬ということで保護しますと
殺処分はしないと約束はしてくれましたが、保護環境を考えると…
一時預かり先があれば、その方が犬にはいいかなあ?と、迷いました。
飼い主が見つかり、飼えない被災者だったら…どうなるのかと、心配にもなります。
救った命を繋ぐ。この選択は都度真剣に考えてしまうところです。

結局、この犬は、引き継ぎをしたうささんが、後日、迎えに行き、
一時預かり先へと繋いでくれるとのことで
阿蘇保健所への搬入はお断りし、鑑札があれば、連絡するという約束をしました。

Sさんの飼い犬の件も阿蘇保健所に届け、セブンイレブンへ向かいました。
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車で建物が倒れた横をギリギリ通れ、すぐにセブンイレブン建物へ
建物の後ろは、大きくがけ崩れしています。
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さび猫さんは、人に慣れているという情報でしたので、周辺を回ってみましたが
Sさん宅から先は、人が一人もいない場所…
猫の姿はどこにもありません。

電気工事をしていた人、アパートから荷物を出し引越しをしていた方等に
猫のことを尋ねましたら、たくさんの猫がいたという情報を聞き、そのアパートへ。

セブンイレブンから近かったので期待はしましたが…
餌を用意し、出てきたのは、3匹の若い猫たちだけでした。
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コカ・コーラ自販機の左手から裏に回った場所に猫がいました。
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数日食べていなかったのでしょう。
お腹がすいている様子で、がっついて食べてます。

怖がりはしますが、学生さんがこの場所でご飯をあげていたのでしょう。
食べている時には、さわれますし、一匹は抱くこともできました。
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さび猫さんの捜索は、諦め…凹
この3匹をどうしようかという話になりました。

管轄の阿蘇保健所に電話を。猫の保護はしていません。との回答。
迷い猫問い合わせも該当ないとのこと。
同行していた大分市で活動しているIさんに、
一時預かり先の提供できる方へ打診してほしいと依頼。
お仕事中だったのでしょう、電話に出ず。

ともにゃんと相談し、空輸で名古屋に連れ帰ろうということになり
3匹をクレイトに誘導して捕獲
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他にもこの場所には猫がいるように思いましたが、
今日、飛行機の予約をしている私たちには何もできませんでした。

さび猫さんは、本当に短い時間しか探せませんでしたが
3匹を飛行機に乗せるため、大分市へ戻り、動物病院に行く時間を考えると
これ以上、南阿蘇にはいることが出来ず。
12時頃、大分へ向かいました。

同行していたIさんが動物病院へ入電してくれ
14時にすえつぐ動物病院に到着
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2.3㎏ 白黒・女の子
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2,6㎏ 茶白・男の子
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3.2㎏ 茶キジロン毛・男の子
3匹ともに、便の検査、レボリューション、パルボチェック、ワクチン3種を。
(すえつぐ動物病院さんは、ノラ猫ちゃん価格を設けています)

病院に到着する直前に、臼杵市で活動しているねこの糸代表のMさんから
預かり、里親募集までを受けてくださると!連絡がありました。
男の子2匹が39度を超える熱がありましたので、良かったです。

Mさんとは、昨年、地域ねこ活動講習会を大分市で開催した際に、受講くださった方で
その後も、メールにて交流ある方でしたので、安心して預けることが出来ました。

別府で車を下ろしていただき、ともにゃんと二人でバスで空港へ。

同行した大分市で活動するIさんには、
レンタカーの手配、返却。捕獲器の受け取り等、本当にお世話になりました。

被災地での活動は、行政とボランティア活動する方々が
そして、ボランティア活動する者同士が繋がり、助け合う。
その延長戦に、一匹の犬や猫の命の救済に繋がる。結果があるのだと思います。

今回の熊本入りで、救助したグレー白の猫さん
そして、赤い首輪のわんこ、3匹の子猫たちが、
落ち着いた環境で暮らせるまで、私の活動は終わっていません。
飼い主依頼以外の猫を捕獲した場合、捕獲した猫の責務は私たちにあるからです。

現地での一時預かりさんが、治療費や維持管理費を支援下さる場合のみではありませんし
一時預かり先がなければ、空輸で名古屋し、面倒を見るしかない被災地の現状が現実です。
被災地周辺のボランティアが各地区で情報を共有し、連携することが是非に思います。
その先に、一時預かり等の保護活動の充実が確立します。

明日は我が身…
名古屋市が同じ状況になった時、
私たちボランティア活動する者が、準備しておくべきことが見えてきました。

熊本市愛護センターで犬猫の保護は可能と書いていますが
私たちが活動した益城町は御船保健所。南阿蘇は阿蘇保健所が管轄でしたが
両者ともに、猫の保護すら、一切受け付けていません。

家外自由飼育猫の場合、届けている方は少ないですし
被災猫として、お腹を空かせて、さまよっている猫は、相当数いると思います。
犬は、人目につきます。けれど、猫たちは隠れてしまいます。

益城町総合体育館では、一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)さんが
捕獲器のレンタルを開始しています。

飼い主さん自らが、猫を面倒見ていた方自らが捕獲し、
飼えない場合は、一時預かりに託すなどして、救助してあげて欲しいと切に願います。

今回の活動で、当会の捕獲器をお貸ししたお宅の猫たちが捕獲保護できるまで
飼い主の方と連絡を取り合い、支えになっていきたいと思っています。

猫の保護捕獲するボランティアは、数名しかいません。
うささんは、3日までの予定を延長し、12日まで現地活動を継続くださっています。

その後、一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)さんが3日間ほど出向きます。
現地での活動が途切れることなく、継続できますように…
私も、再度、熊本入りし、一匹でも多くの猫たちを救助したいと思っています。
今後も継続した熊本被災犬猫救済活動応援のほど、よろしくお願いいたします。



熊本動物救済活動へのご支援協力をよろしくお願いいたします。
支援物資に関しては、避難所への配給などは、他の団体さんがそれのみの活動を行っています。
保護されている犬猫たちへの支援は、物資募集している団体さんへお願いいたします。
当会は、保管する場所の確保が出来ていないため、募集することができません。

以下の記事をご覧いただくとご理解いただけるかと思いますが
迷い猫捕獲作業するボランティアが不足しています。

今後も、CDCAさんをはじめ、現地で捕獲作業しているボランティアさんと
間があかないように、連携しての熊本での継続の活動が必要です。

各自で負担するので、熊本までの交通費のほか、
レンタカー、ガソリン代、保護した犬猫たちの治療費等が必要です。
引き続き、当会も現地入りをと願っています。
飼い主のもとへ戻すための捕獲活動のご協力をお願いいたします。

三菱東京UFJ銀行  浄心支店(じょうしんしてん)
(普通口座)3078894
 一般社団法人愛知・地域ねこ応援団
被災動物救出活動、支援の方は、名前の前に「被災」と入れていただければと思います。
後日、収支は報告させていただきます。

・4/26迄の義援金
山村様  20000円
室田様  50000円
土屋様  10000円
加納様  30000円
木村様  10000円
平野様  10000円
ありがとうございました。

支出(帰宅後、まだ整理できていませんがわかっている分のみ)
捕獲器配送料 (クロネコヤマトメンバーズ割あり)  18000円
南阿蘇保護子猫3匹治療費                18000円

熊本県熊本市、益城町、御船町、南阿蘇町で避難しているご親族へ、
届けてほしいという個人的な物資配送依頼も受付いたします。




以下は、現地で活動されている団体の方のFacebookの引用文です。

熊本から戻っても多くの迷子猫捜索依頼の電話が被災地からあります。
現地で活動されている「震災で消えた小さな命展」 のうささん達も
今日3日までの予定を変更して12日まで延長
それだけ探されている方が多いのと、
捕獲などが出来るボランティアさんが居ないのが現状です。

熊本県動物管理センターには
犬の保護情報はあっても何故か猫の迷子情報は「ゼロ」
首輪をしている猫を保護、しかし収容して
迷子情報を掲載してくれるのかと思いきや、引き取り出来ませんと・・・

熊本県動物愛護管理迷子ねこ情報ページ
http://www.kumamoto-doubutuaigo.jp/search_hokaku2.php

熊本県動物愛護管理迷子いぬ情報ページ
http://www.kumamoto-doubutuaigo.jp/search_hokaku.php

これを見ると犬の迷子は多いけど、迷子になっている 猫は皆無?
そう思ってしまいます。
現状は、避難所で、避難された方や、ボランティアさんがお世話をしています。

迷子猫かもしれない猫が捕獲器に入った場合の対応についても
瓦礫や割れたガラスが散乱し、食べるご飯も水もない
場所でも飼い主が分からない猫はその場で放してくださいと・・・
----------------------------------------------------------------
CDCA活動ページより
追いつかない、ペット(迷子猫)捜索
ペット(迷子猫)の捕獲保護に現地出動できる
ボランティアさんはいらっしゃいませんか?

関連記事
CDCA民間災害時動物救済本部・活動ページ
http://cdca.jp/katudou.html

迷子の相談、捕獲器の貸し出しはこちらまで
CDCA民間災害時動物救済本部
問い合わせメールフォーム
http://cdca.jp/yokuarushitumon.html

猫の捕獲保護活動への参加可能な方は、
現地の保護依頼者リストをまとめて活動展開している
CDCAさんへお問い合わせください

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活動参加の交通費や宿泊費などは、各自負担になります。

参考に。
私たちが利用したのは、
一泊目は、自遊空間 熊本十禅寺店。(予約不可、混み合っています)
二泊目は、私は気になっていたお宅訪問をしたため、大津から熊本市へ移動し、車中泊。
お風呂は、熊本市内の「ばってんの湯」を利用しました。いいお湯でした。
他のメンバーは、南阿蘇途中の大津市のルートインに即日予約取れました。

インターネットカフェは、深夜まで人が出入りし、畳半畳ほどで狭く、眠れませんでした。
車中泊は、被災者が止めている駐車場など利用すると怖くはないですし、トイレもあります。
車の中、足を延ばして眠れるスペースがないと疲れは取れないと思います。

殆どのコンビニは営業開始していますし、食事には困らないです。
ガソリンスタンドも、営業開始していましたので、困ることはなかったです。
参加する方で、ご質問などありましたら、メールフォームからお問い合わせください。

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※当会では、猫の保護依頼は引き受けていません。
※不妊手術のための捕獲搬送の相談は、地区の保健所へご相談下さい。
※負傷猫を保護したら、自身で病院へお願いします

第一種動物取扱登録番号 第250177号
平成31年1月15日迄有効


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会費、支援金は、下記の活動に使用させていただいています。
•災害・虐待動物を救う活動費
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・猫用トイレ砂ペレット
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  http://item.rakuten.co.jp/mitsuyoshi/537721/

申し訳ありませんが、送料負担のご協力をお願いします

☆支援物資送付先
(注)クロネコヤマト発送限定
057-320 クロネコヤマト 名東極楽センター止め
宛先)一般社団法人 愛知・地域ねこ応援団 
連絡先) 08069682319 代表・清家照美
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